今日は映画の日だったので、行って来ました。 で、いつもは映画の話は姉妹版のブログに載せるんですが、こちらでは映画の話というよりも、衣装とか美術とかその辺の話をしようと思います~。 専門的な話になるとちょっと語り尽くす能力を持ち合わせていないので、感性のままでお話しますと・・・・ 見る前のイメージでは、ピンク、ピンク!!!だったんですが、実際、キルステン・ダンスト扮するマリーの衣装やセットの色はピンクではありません。もちろん、ピンクも登場しますがメインカラーではありません。 オーストリアからお輿入れする際に14歳のマリーが来ていたドレスはブルー。その彼女が国境まで乗っていく馬車の室内もブルー。そして国境でフランス側のドレスに着替えるのですが、そのドレスもブルー!!!そして、ヴェルサイユの彼女専用の書斎の壁紙もブルー!!! どぎついブルー、所謂ロイヤルブルーではありません。淡いブルーというか、ウェッジウッドの薄いブルーというか、とにかく「憂いを含んだブルー」なんです。 色の効果って考えていると思うんですけど、マリーの心情を上手く表した色だったと思います。 ピンクのドレスは、映画の前半部で彼女の若さや幼さ、可愛らしさを表す色として使われています。もちろん、ラデュレが全面的に協力したお菓子たちもピンクや赤といった暖色でした。 マリーの頬、唇もピンクや赤。 でも、心情となるとやっぱりブルーなんですよね。すっきりしたブルーでなく、「哀愁を感じさせるブルー」 そんな彼女だからこそ、寂しがりやだからこそ「可愛らしいもの、ごちゃごちゃした賑やかなもの」で周りを埋め尽くしたんでしょうね。(前半部が満たされない彼女の心情とそこから来る浪費という行動を主に描いていました) 後半部分は、子どもを授かって一転、ナチュラル志向に目覚めます。彼女の衣装もオフホワイトやベージュ、落ち着いたパステルカラーがメインです。心の安定を得た彼女は、ごちゃごちゃしたものとはお別れしてシンプル(質素)なもの、自然なものを愛するようになります。 これって、今の女性たちにもいえるんじゃないかな? もちろん、愛に満ち溢れている人だってピンクやごちゃごちゃしたものが好きな人もいます。 「寂しがりや」はピンク好き、可愛いもの好き。だと思いませんか??? てなことで、見事にロココの女神を演じたキルステンです。 いや~、彼女の演技は良かったですよ。 映画の内容については、後日姉妹版のブログでアップします~。 この映画を観て、ロココの女神が愛したブルーが好きになりました。 ぽっちよろしく~ ↓
by pompomdao
| 2007-02-01 23:41
| あーと
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